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【こんなに楽しい!】人前式のおすすめ演出
結婚式の豆知識・雑学結婚式本番に役立つ
by 札幌コンシェル編集部
「人前式」―聞いたことはありますか?
2人の愛を誓う挙式には、教会で行う教会式、神社で行う神前式などがありますが、最近じわじわと人気を集めているのがこの「人前式」です。
「人前式」とは神様ではなく、当日集まってくれるゲストの方に愛を誓う挙式のこと。特徴は、「宗教的なルールがない」こと、そのため「内容を自由にアレンジできる」ことです。
ゲスト参加型でできるこの人前式、具体的には一体どんなことをするのか気になりますよね。今回は札幌の式場でも取り入れやすい、人前式の素敵な演出を集めました。
◆人前式のすてきな演出① サンドセレモニー
サンドセレモニーとは、新郎新婦様それぞれが選んだカラーの砂を、ひとつの容器に注ぎいれる演出です。「別々の家庭で育った二人がひとつの家族になる」ということを表す、とても意味のあるセレモニー。出来上がった砂の模様はどれひとつとして同じものにはならない、というのもロマンチックですね。
使う入れ物は中身の見えるガラスの容器がベスト。グラスや立てて置けるものを選ぶと、そのまま結婚式の想い出としておうちに飾っておくこともできます。砂や入れ物を好みに合わせて選んだり、デコレーションできるのも魅力!砂の選び方も、二人の好きな色、サムシングブルーの青、思い出の場所の砂など、自由に選べます。
サンドセレモニーにはアレンジバージョンもあります。基本的には新郎新婦様おふたりで砂を入れるのが基本ですが、両家のご両親にも参加して頂く場合も。おふたりが「周囲の愛情に支えられて結婚式を迎えた」ということが、より印象に残る感動的なシーンになります。
◆人前式のすてきな演出② リングリレー
リングリレーとは、新郎側、新婦側それぞれのゲストに長いリボンを持ってもらい、結婚指輪をお2人のもとへリレーしてもらう演出のこと。ご家族やご友人の手を渡って届いた指輪を交換するラストシーンはとても印象的で「ゲストとの一体感を重視したい!」というお二人にお勧めの演出です。
リングリレーのいいところは、ゲストの方達に負担をかけずに参加していただけること。リボンをもって、そこに通った指輪をリレーしていくだけなので、年配の方や小さなお子様にも無理なく行えます。ふたりで選んだ自慢の指輪を皆さんにじっくり見ていただけるのも素敵ですね。
ただし、初めてご覧になる方にはなにをしているのかがわかりにくい演出でもあります。リングリレーをするときには、それがどんな素敵な意味を持っているのか、あらかじめお伝えしてから始めると、より一体感のあるシーンになりますよ。
◆人前式の素敵な演出③ ダーズンローズ
「ダーズンローズ」は、直訳すると「1ダースのバラ」、つまり12本のバラ。古くから欧米に伝わる風習を日本人女性がアレンジした、最近人気の出ている演出です。
12本のバラにはそれぞれ、「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」の意味が込められています。このバラを新郎様が新婦様へ贈ることで、この全てをあなたに誓います、という意味になるのです。
ただ単にブーケを手渡すだけではなく、ゲストの方にあらかじめバラを一本ずつ持っていてもらい、新郎様が入場しながらバラを集めていくこともできます。ご家族や恩師には「尊敬」や「感謝」、会社の方には「栄光」や「信頼」、ご友人には「希望」や「愛情」など、持っていただくバラの意味も考えてみると楽しいですね。
「結婚は決まったけれど、実はプロポーズをしていない」そんな新郎様も、プロポーズの代わりに思い切って、サプライズでダーズンローズを贈ってみてはいかがでしょうか?
気になる演出はありましたか?自分たちらしさを出したい、ゲストにも楽しんで欲しい、それぞれの希望に合わせてできるのが「人前式」の大きな魅力。ぜひお気に入りの演出を見つけて、想い出に残る挙式シーンを叶えましょう!